薄毛をケアするためのアイテムとして定番なのが「育毛剤」だと思います。一番聞きなれているというか、多くの人が連想すると思います。
でも、世の中には「育毛剤」だけでなく「発毛剤」や「養毛剤」というのもありますよね似てるけど何が違うの?という人も多いのではないでしょうか。
この3つ、実は似ているようで目的や効果など結構違いがあったりするんです!
目次
発毛剤、育毛剤、養毛剤の違いをまとめてみた
とりあえず、まずこちらの違いをまとめた表をご覧ください。
発毛剤 | 育毛剤 | 養毛剤 | |
ジャンル | 医薬品 | 医薬部外品 | 化粧品 |
買える店舗 | 病院、薬局など | 店舗、通販 | 店舗、通販 |
主な目的 |
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効果 | ハード | ソフト | ソフト |
副作用 | あり | なし | なし |
薬事法によってジャンルはもちろん分けられてますけど、そもそも使用する目的がそれぞれ違います。
発毛剤
発毛剤はこれはもう完全に髪を生やすことを目的に作られたもの。
代表的なのがプロペシアなどのフィナステリド、リアップなどのミノキシジルですね。医薬品なのですべて副作用リスクを許容できる人じゃないと使用しない方が無難です。
育毛剤
育毛剤と養毛剤は結構似てるところはあるのですが、育毛剤のほうが効果は期待できると考えるとイメージしやすいかと思います。
髪を生やすことはできませんが、髪を太くしたり抜け毛を抑制したりできるので、見た目的には薄毛を改善することは不可能じゃありません。
養毛剤
養毛剤はどちらかというと効果もソフトなので、あくまで頭皮環境をマイナスからプラマイゼロくらいにするというイメージが合うと思います。
すでに薄くなってしまった人には物足りないかもしれませんが、予防的な日常ケアとしては役立つといった具体ですね。
その人の症状や体質によって使うものは変わってくる!

発毛剤が一番効果的だからといって、あなたにも発毛剤がベストとは限りません。
もちろん副作用リスクもありますし、そもそも医薬品なので医師や薬剤師の処方が必要なので気軽に使えるものでもないですからね。
人によっては養毛剤や育毛剤で十分対策できたりするし、むしろ安全性などを考えると育毛剤で長期的に対策していった方がうまくいくケースも多々あります。
なので、目安までにそれぞれに合う人を挙げておくと…
発毛剤を使うべき人
- すでに薄毛がかなり進行している人
- 抜け毛の量が急激に増えた人、異常なほど多い人
- 育毛剤を使ったけど効果がなかった人
- 副作用リスクを理解し受け入れられる人
育毛剤を使うべき人
- 少し薄毛が気になり始めた人
- せめて現状維持したい人
- 副作用リスクを回避しながら安全に育毛したい人
養毛剤を使うべき人
- 髪が細くなって全体的に毛量が減った人
- 薄毛予防として日常的に頭皮ケアしたい人
すべての人がいずれかに必ず当てはまるわけではないですが、自分がどれを選ぶべきか迷ったときに一つの参考にしていただければと思います。

